ONIGIRI Chain Light Paper(JP)

ONIGIRI Chain Light paper

About

ONIGIRI Chain は食とヘルスケアに特化したパブリックブロックチェーンです。

食とヘルスケアに関するデータを収集/蓄積し、食とヘルスケアのプロトコルとなり、新たな価値創造の基盤となることを目指します。

"どのような料理が世の中に存在しているのか？"や "誰が何を食べたのか？" といったデータをブロックチェーンに保存することで、これまで難しかった食やヘルスケアに関するデータを長期で保存できます。

また、食とヘルスケアに関するデータの長期保存を実現することで、これらのデータを金融や保険、医療など幅広い分野で活用可能となります。

加えて、従来は相対価格で価格付けされていた食に関するデータを$ONGR を介することによって市場価格による価格付けを行い、適切なエコシステムの構築を推進します。

食やヘルスケアに関するデータは、グルメアプリやレシピアプリ、ヘルスケアアプリ、さらにはPOSシステムや在庫管理システムなど、様々な事業者/サービスにおいて生成/収集されています。

しかしながら、サービス間での連携や連携インセンティブの設計が進んでいないため、利用者が複数のサービスに同じデータを入力したり、各事業者が同じデータを収集するといった、リソースの重複が発生しています。

また、従来の一企業によるデータ管理方法では、サービスが終了したり、運営企業の活動が終了すると、ユーザーが生成したデータが消滅してしまいます。

私たちは、食やヘルスケアに関するデータを長期間にわたり保存することで、医療や製薬など様々な業種へ活用可能となり、これまで以上の価値を発揮すると信じています。

だからこそ、先述した課題をブロックチェーン、スマートコントラクト、トークンを活用することで解決し、食とヘルスケアのデータを通じて、新たな価値創造の基盤となることを目指します。

一方で、ブロックチェーンを実際にビジネスに活用する際には、以下のような課題が具体的に挙げられます。

ONIGIRI Chain は、上述した業界とブロックそれぞれの課題を解決し、食とヘルスケアの共通プロトコルになることを目指します。

ブロックチェーンでのデータ管理
1社によるデータの保有/管理から、ブロックチェーンを通じた複数社による管理を行うことで、企業やサービスの寿命に左右されない長期間にわたるデータ管理を実現します。
EOA Walletによるログイン
ONIGIRI Chain上に構成される各アプリケーションに対して、EOA Walletでログインすることにより、共通のユーザーIDを介した管理が可能となります。
ガス代の無料化
ユーザーがガス代を負担する必要がなく、従来のWeb2ユーザーでも簡単にアプリケーションを利用できます。
ONIGIRI Systemによるデータの秘匿化
独自のONIGIRI Systemにより、誰でも閲覧/利用できるPublicデータと特定の事業者しか閲覧/利用できないPrivateデータの切り分けが可能です。
$ONGRによるデータの市場価格の算出
$ONGR を介することによって、これまで相対で定義されていたデータの価格に対して、市場価格の算出を実現し、適切なエコシステムの構築を目指します。